稔りの秋・丸山千枚田
 5月上旬(2005年)、熊野古道の「通り峠」を越えて田植えのころの丸山千枚田を訪ねた。それからちょうど4ヵ月、再び現地を訪れ、黄金色に稔る秋の千枚田を訪ねてみた。
 北山川を挟んで和歌山県と接する三重の最南端、紀和町はほとんどが山林地帯で平地は極めて少なく、千枚田に象徴されるように耕地のすべてが棚田、約400年前には2200枚あったという記録が残されている。、戦後は高齢化等により550枚まで減少しが、その後、地元住民が協力してその保存に努力、オーナー制度も導入して今では1400枚を数える文字どおりの「千枚田」に復活した。
 訪ねた9月上旬は、地元農家が管理する田は稲刈りも終っていたが、大半を占めるオーナーたちの田は18日の一斉刈り取りを前に、黄金色の穂が頭を垂れていた。