地図
歴史と暮らしが調和する

橿原市

 近鉄・八木西口駅の南側に、歴史と暮らしが美しく調和する町・橿原市の「今井町」があります。東に足を伸ばすと神武天皇陵や畝傍山、橿原神宮がすぐ近くです。
 今井町は、左のイラストマップで分かるように、中世の頃からの環濠集落(周囲に濠を巡らせた村落)のひとつで、現在もこの旧濠内に600軒余の民家があり、その大半(500軒余)が伝統を残す町家、うち8軒が国の重要文化財、2軒が県の文化財に指定されています。 今井の町並みの特徴は、単に貴重な民家が多いというだけでなく、最盛期(16世紀後半)の町割り(区画)が、旧環濠内という平面的な広がりをもって残されているところにあります。これは比較的安定した主屋棟が町筋に面し、別棟や庭など生活に密着して変化の多い施設が敷地の内側にあるという基本構造をもっているからです。
 また、一階の軒の高さや立面の意匠等、景観を左右する要因が各時代を通じてほぼ統一されており、これは、ここに住む人たちのつながりの強さによって受け継がれてきたものといえましょう。
 今井まちなみ交流センター「華甍」で、町並み散策についてなんも案内してくれます。私が訪ねたときは月曜日で、あいにくの定休日でした。
 建物は、明治36年に建設された博物館で、昭和4年から約30年間は今井町役場として使用されていたということです。

町並みは、それぞれの町筋によって変化があり、また民家の意匠などにもそれぞれの特徴があって、散策していても見飽きることはありません。

白壁が剥がれ落ちたこの古い民家には「ペットサロン・eve」の看板がかけられていました。

今井の町並み散策